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民話・地名の由来

民話・地名の由来

このページは、土佐市の民話や地名の由来を紹介しつつ、それに対する意見を頂いたり、みなさんがご存知の昔話を教えて頂いたりしながら発展させていこうと考えています。
みなさんから送られてきた意見を積極的に取り上げていきますので協力してください。
今回は、青龍伝説と土佐市の「しばてん」伝説を紹介します。

龍の池(蟹が池物語)

龍の池(蟹が池物語)挿し絵 青龍寺の東に大きな池があり蓮が生え繁っていた。この池は昔、青龍寺が出来た時に、八人の天女が天降り一夜に掘ったという。七葉(七枚)掘った時夜が明けたので、後一葉が残ったと伝えられ、この池の名を七葉の池とも云う。

この池には昔から色々の怪奇な伝説がある。昔一人の老婆が洗濯に行ったまま行方が分らなくなり、部落総出で探しまわったが、とうとう探し出すことが出来なかった。

ところが数日の後、この老婆が全身を十個に切られて池の隣の田に無惨な死体となって横たわっていた。それでその田を今に十田と言っている。

またある時二人連れの武士が狩猟に来て、この池で鴨を撃った。その一人が止めるのもきかず裸になって池に入っていったがそのまま帰らなかった。何でもこの池の主は畳四畳半も六畳もある大きな蟹で、色々な奇怪な話が伝わっており、蟹が池の名もある。また一説には10メートルくらいもある大鯰であるという説もあった。

エンコー・シバテンの話(戸波永野のエンコー)

エンコー・シバテンの話(戸波永野のエンコー)挿し絵 永野の石田の下に深い渕があり、そこにエンコーが棲んで居り、昼は山の端へ出て遊び夜は姿をかえて若い女に戯れた。

或時百姓がこの渕で馬を洗っていたら尾をつかんで渕へ引き入れようとしたので、馬が驚いてエンコーを陸に蹴り上げた。エンコーはウイゾナウ、ウイゾナウと泣いて死んだ。

付近にエンコーの墓がある。この渕を有為が渕と云い、エンコーが遊んだ田を遊田と云う。

その他、宇佐松岡の海津見神社前のシバテン、中島のシバテン、車田の小坊主等いづれも村人に角力を取ろうと挑戦するので、これに応ずると何回取っても負ける。とうとうくたばって後で気がついて見ると石や木との一人角力で化かされていたことになる。唾のまじないをすると難を免れる話もある。