臨床研究に関するお知らせ

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 掲載日 : 2020/10/07

土佐市民病院消化器内科で、ピロリ菌除菌治療を行った患者さんへ


 土佐市民病院では、以下の臨床研究を実施しています。ここにご案内するのは、過去の診療情報や検査データ等を振り返り解析する「後ろ向き観察研究」という臨床研究で、本院倫理委員会の承認を得て行うものです。すでに存在する情報を利用させて頂く研究ですので、対象となる患者さんに新たな検査や費用のご負担をお願いするものではありません。また、対象となる方が特定できないよう、個人情報の保護には十分な注意を払います。
 この研究の対象に該当すると思われた方で、ご自身の診療情報等が利用されることを望まない場合やご質問がある場合は、下記の問い合わせ先にご連絡ください。

1.研究課題名
 Helicobacter pylori除菌後の呼気試験カットオフ値近傍例の検討

2.研究責任者
 土佐市民病院 消化器内科 松岡 正記

3.研究の目的
 除菌後の成否診断に呼気試験が汎用されていますが、カットオフ値近傍の軽度高値例(ボーダー例)に偽陽性例が含まれるとして、注意喚起がなされています。当院でも除菌レジメンが変遷し、ボノプラザン主流となってから、2次除菌例でボーダー例が多い印象を受けました。そこで、当院の以前のレジメンも含めて、ボーダー例の実態を確認することとしました。

4.研究の概要
 (1)対象となる患者さん
 2008年4月から19年5月までの除菌例のほとんどを占めた、ランソプラゾール(L)、エソメプラゾール(E)、ボノプラザン(V)とアモキシシリン(A)、クラリスロマイシン(C)、メトロニダゾール(M)の組合せで、1次・2次除菌を受けた方の中で、特に呼気試験結果が2.5〜5.0%の方。

 (2)利用させて頂く情報
 この研究で利用させて頂くデータは、レジメン別、年齢層別、性別、疾患別、除菌後から成否判定日までの日数別のボーダー率(除菌例に占めるボーダー例の割合)、1次・2次でボーダー例の経過などです。

(3)方法
 統計学的手法は、x二乗検定で行い、p<0.05を有意とします。

5.個人情報の取扱い
 利用する情報からは、患者さんを特定できる個人情報は削除します。また、研究成果は学会や学術雑誌で発表されることがありますが、その際も患者さんの個人情報が公表されることはありません。

6.ご自身の情報が利用されることを望まない場合
 臨床研究は医学の進歩に欠かせない学術活動ですが、患者さんには、ご自身の診療情報等が利用されることを望まない場合、これを拒否する権利があります。その場合は、下記までご連絡ください。研究対象から除外させて頂きます。なお、研究協力を拒否された場合でも、診療上の不利益を被ることは一切ありません。


7.問合せ先
 高知県土佐市高岡町甲1867
 土佐市立土佐市民病院医局
 TEL:088-852-2151
 E-mail:tosa-mhp@fancyocn.ne.jp