B型肝炎ウイルスワクチン
印刷用ページを表示する
掲載日 : 2022/02/28
B型肝炎ウイルスの感染により幹細胞が壊れたり、その影響で肝臓の働きが悪くなる病気です。
感染経路は主に次の3つです。
- 母子感染:ウイルスに感染しているお母さんが出産するときに赤ちゃんに感染する
- 接触感染:ウイルスを含む血液や体液が皮膚や粘膜の傷から入る
- 性行為
母子感染や乳幼児期に感染すると症状がない状態で経過することが多いですが、ウイルスが長期にわたって肝細胞内に生存する持続感染になりやすく、将来、慢性肝臓病(慢性肝炎、肝硬変、肝臓がん)へ進行することがあります。
対象者と接種期間
平成28(2016)年4月1日以後に生まれた生後1歳に至るまでの間にある者ワクチン | 接種期間 |
組換え沈降B型肝炎ワクチン ・ビームゲン ・ヘプタバックス |
1回目:生後2か月から接種 2回目:1回目から27日以上あけて接種 3回目:1回目の接種から139日以上あけて接種 |
対象者から除外される者
HBs抗原陽性の者の体内または産道においてB型肝炎ウイルスに感染したおそれのある者であって、抗HBs人免疫グロブリンの投与に併せて組換え沈降B型肝炎ワクチンの投与を受けたことがある者について、定期接種の対象者から除く。※かかりつけ医などにご相談してください。